安全衛生活動強化の取り組み
安全衛生活動強化の取り組み
サポート・システムは、スタッフが安心して快適に働ける職場環境と職場作りのために、『労災事故ゼロ』、『従業員のこころとからだの健康維持』を目標とし、以下のような取組みを行っています。
スタッフが職場で安全かつ快適に働けるように、就業場所のリスクアセスメント※1やコンプライアンス※2のレベルを事前に点検させて頂いております。
※1…リスクの大きさを評価し、そのリスクが許容できるか否かを決定すること
※2…労働安全衛生法等の法令が遵守されていること |
安全衛生レベルを継続的に維持するためには、職場におけるリスク要因の排除だけではなしえません。 当社では仕事に就くスタッフ全員に対し、職場の状況にあわせた安全衛生教育を実施し、事故・災害の未然防止に努めております。 |
どれだけ安全衛生管理の行き届いた職場においても、事故や災害が発生することがあります。人間には誰でも、"集中力の欠如"や危険回避に対する"油断"が生じるからです。 当社では日常の注意喚起に加えて、年に1回の安全衛生推進月間を通じてスタッフへのヒアリング活動を行い、その結果を集計・分析してフィードバックしています。 |
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令和2年度 安全衛生推進月間の報告
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労働安全衛生の基礎知識
『ヒヤリハット』とは、文字通り、何かの業務を行っていてヒヤッとしたり、ハッとびっくりしたりすることをいいます。 例えば、デスクに置いてあったカッターナイフを掴もうとしたら、刃がむき出しになっていて手を切りそうになったとか、休憩時間が終わり、あわてて職場に戻ろうと急ぎ足で階段を駆け降りたところ、踏み外してつまずき、あわや転げ落ちそうになった…など このようなヒヤリとしたり、ハッとしたりしたことを労働安全用語で『ヒヤリハット』と呼びます。 つまり、ヒヤリとしたり、ハッとしたりすることで、何かしらの不具合が意識レベルで顕在化したものが、ヒヤリハットなのです。 |
法則名は、この法則を導き出したハーバート・ウィリアム・ハインリッヒに由来しています。ハインリッヒは労働災害の発生確率を分析し、「1:29:300」という数値を見出しました。つまり「重傷」を伴う重大な災害が1件発生すれば、29件の「軽傷」を伴う災害と300件もの「ヒヤリハット」した(危うく大惨事になる)ケガのない不具合が発生しており、その背後には、多数の不安全行動と不安全状態が存在しているというものです。 不具合は、気づいて直すことができれば問題はありませんが、気づかないことと直さないことに問題があります。そして、それらの意識されない不具合が積み重なると、事故や災害が発生したりします。これは日常生活にもあてはまることで、日常生活でも様々な不具合があり、それがつながると、事故や災害が発生します。 |
どんな事故や災害でも必ず原因があります。そして、その原因は、いくつかの不具合要因がつながったもので、ひとつの要因だけが原因となって、事故や災害が起こることはありません。ひとつの要因が、別の要因とつながり、さらにまた別の要因とつながっていき、事故や災害が発生します。 例えば火災について考えると、燃えやすい紙類のゴミ等の引火物が部屋に散乱しているのに、その近くで火を使っていることに、ヒヤリとしたか? その部屋にスプリンクラーが備わっていないことに、ハッとしたか? このように、ヒヤリとしたりハッとしたりして、おかしなところに気づくかどうか、意識の中で、不具合を顕在化させることができるかどうかが事故や災害発生の未然防止になります。 |
5Sとは、職場環境の維持管理で用いられるスローガンで、以下の5項目をいいます。
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