医療・介護・福祉系の資格

資格情報

医療・介護・福祉系の資格

1診療報酬請求事務能力認定試験

難易度4
医療事務の資格はたくさんある中で、医療機関での評価も高く、持っていて自慢できる資格。医療事務にとって重要な業務で、レセプト業務の能力を試す試験。医科と歯科に分かれている。受験資格は不問であるため、誰でも受験することができる。学科試験ではレセプト関連の項目だけでなく、医療や薬に関する知識も問われる。「基本」でありながら「強み」になる資格である。

2歯科助手資格

難易度1
日本歯科医師会による認定制度です。講習(歯科臨床概論、歯科事情、社会保険の概要や実務、文書・物品の管理など)を受講し、修了すれば資格が取得できます。歯科医院によっては、入職前に取得を勧められるところもある。
講習時間により、乙種第一(40時間程度)、乙種第二(52時間程度)、甲種(400時間)の3種類がある。

3ケアクラーク®技能認定試験

難易度2
ケアクラークとは、介護事務職に必要な、事務処理、窓口業務、居宅・施設サービス、報酬請求事務などの介護事務能力を有することを証明する資格である。その他、コミュニケーションや社会福祉、介護技術などの面も審査され、とても幅広い内容となっている。受験資格は、(1)教育機関などが行う教育訓練のうち「ケアクラーク技能認定試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に合った教育課程履修者、(2)6ヵ月以上の介護事務職経験者のいずれかである。

4介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)

難易度2
高齢者や心身障害者など、自力で日常生活を営む事が困難な人をサポートするために施設や家庭訪問で、食事の支度、部屋の掃除から排泄、入浴、食事の介助、体位交換などの業務を行う。ヘルパーには1級~3級まであるが、3級は家庭介護者向けであるため、ヘルパーとして働くには2級以上の資格は必要。資格取得には試験はなく、講習を受ければ誰でも取得できる。講習内容は講義、実技講習、施設での介護実習など合計130時間受講することとなる。

5介護福祉士

難易度3
専門的知識と技術をもって、お年寄りや心身障害のために日常生活を営むことに支障がある人たちに対し、身体的、精神的自立を助けるために、入浴、食事、排泄などの介護を行う。また本人や家族などの介護者に対して、介護に関する指導を行う専門的な国家資格。活躍の場は、特別養護老人ホーム、デイケアセンター、社会福祉施設など。資格取得のためには、厚生労働大臣の指定する養成施設を修了して登録および認定をうける方法と、介護の実務経験を3年以上積んだのち(2017年1月実施の試験より、「実務者研修の修了」も必要となる)、国家試験に合格する方法がある。

6保育士

難易度2
保育所や児童福祉施設において、子どもの保育を行う国家資格の一つである。資格取得のためには、短大や専門学校などの保育士養成施設を卒業するか、受験資格を満たしたうえで、スクールや通信講座などで学び保育士試験に合格する方法もある。最近では、パート形態で勤務する保育士が増えている。

7幼稚園教諭

難易度ー
幼稚園教諭とは、保育士とは違い、文部科学省の管轄で学校教育法に基づいて教育を行う教員ですので、幼稚園教諭免許状が必要です。
免許状には1種・2種・専修免許があります。幼稚園教諭養成課程のある学校で必要な単位を修得し、卒業することが資格取得の条件になります。また、保育士資格取得後3年以上の実務経験があれば、幼稚園教諭免許の認定試験を受けることができ、合格すれば、2種免許状の取得が可能です。
なお、平成32年4月末(予定)までは、幼稚園教諭免許の取得条件に特例が設けられおり(保育士資格があり、該当施設にて保育士として3年かつ4320時間以上の勤務経験がある方が対象)、大学にて合計8単位を修得し、各都道府県教育委員会における教職員検定を経て、都道府県教育委員会から幼稚園教諭免許状が授与されます。

8調理師

難易度2
調理に関する技術はもちろん、食品の栄養、衛生、食中毒、適切な調理法など、幅広い知識を持っていると証明される、国家資格である。資格取得には、厚生労働大臣指定の養成施設である調理師学校を卒業するか、中学校卒業後、2年以上飲食店などで調理の実務経験をして、各都道府県が行う調理師試験に合格すると取得することができる。

7栄養士

難易度2
栄養士資格は試験はなく、国が指定した、以下5つの養成施設のうちいずれかを卒業することが必要である。
(1)4年制大学の栄養士課程
(2)3年制短大の栄養士課程
(3)3年制専門学校の栄養士課程
(4)2年制短大の栄養士課程
(5)2年制専門学校の栄養士課程

8管理栄養士

難易度4
栄養士の上級資格であり、受験資格を得るには、4年制大学の管理栄養士課程を卒業するなど、管理栄養士養成施設を卒業する、または栄養士免許を取得後、一定期間の実務経験を経れば国家試験を受験することができる。栄養士養成施設は、2年制を卒業していれば、実務経験3年以上、3年制で実務経験2年以上、4年制で実務経験1年以上で受験資格が得られる。合格率は例年30%前後と狭き門である。

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