まさかうちの親が…気をつけたい病気
まさかうちの親が…気をつけたい病気
罹患者の内の多くは、「アルツハイマー型認知症」か「脳血管性認知症」といわれています。
脳にたんぱく質がたまったり、脳血管性疾患により、神経細胞の破壊や脳萎縮により、脳の機能が低下していきます。
症状としては、記憶力や判断力の低下、妄想や幻覚を見たり、徘徊するなどが起こることもありますが、周囲の環境や性格にもよるなど個人差があります。
→脳血管性疾患から起こる認知症を防ぐ
②自分自身で考え、脳を鍛える
たとえば…
- 旅行の計画を立て、準備・実行する
- お金の管理を人に頼りすぎず、自覚を持って管理する
脳血管性疾患とは、「脳梗塞」・「脳出血」・「くも膜下出血」の3種を指します。
これらの疾患は、脳に酸素・栄養などを送る脳血管が、つまったり、破れることによって起こります。
起こる場所によって運動障害や感覚障害・神経障害などの重い後遺症を残すことや、命を落とすこともあります。
そのため早めの予防や、定期的な健診による早期発見・治療が非常に重要となります。
→血管が縮んで詰まる、血液の流れが悪くなるのを防ぐ
②意識して水分を摂る
③急激な温度差を体に与えることは避ける
脳の血管に現れる症状なので、予防をしっかりと行い、血液のドロドロ化・つまりを防ぐようにしましょう!
肺炎球菌や誤嚥による肺炎が、とくに高齢者では多くみられます。免疫力が低下していることに加え、高齢者では知らないうちに口内が乾きやすく、誤嚥しやすいということも原因のひとつです。
肺炎の症状はかぜと似ていることもあり、発見が遅れてしまうこともあります。また高齢者の肺炎は呼吸不全に繋がるので、注意が必要です。
→ウイルスの感染を予防する
②また飲み込みやすい食事、横になる際上半身を高く起こしておくなどの工夫をする
心疾患には「狭心症」・「心筋梗塞」・「心不全」などが挙げられます。
冠状動脈で動脈硬化などを起こし、心臓が酸素不足を起こしたり、逆に心臓の動きが弱まることにより、血液が全身に行き渡らなくなります。
心疾患も脳血管性疾患と同じように血液の流れが問題になるので、高血圧や糖尿病といった疾患にならないよう、生活習慣を見直すことが大切です。
②ストレスをためない生活を送る
→ストレスは、血圧や血液中のコレステロール値が上昇する原因ともなる
「熱失神」・「熱けいれん」・「熱疲労」・「熱射病」などを、まとめて熱中症とよびます。夏が近くなると連日ニュースなどでも取り上げられますが、実は救急車で運ばれる熱中症患者の約半数は高齢者が占めています。
その背景には年を重ねるにつれ、発汗による体温調節が難しくなったり、暑さを感じにくくなる事があります。またのどの渇きなどにも気づきにくく、脱水症状を起こすことも。症状を自覚した時には重症化している場合もあり、早めに予防を行うことが大切です。
→のどの渇きに気づきにくいので、時間を決めて水分補給を習慣化すると安心。一気飲みはもちろんNGです!
→汗をかくと水分と一緒にナトリウムも排出されるので、お茶に塩を加える、塩飴をなめるなどの工夫も効果的!
②無理せず、冷房を活用する
→「屋内だし、クーラーをつけるほど暑くない」なんて思っていても、実は感じていないだけの可能性も!
(気温と湿度がともに高い、風通しの悪い室内は要注意です)
天気予報や温度計をこまめにチェックし、過ごしやすい温度に保つようにしてください。
糖尿病を引き起こす要因として、インスリン欠乏や遺伝などさまざまな事項が挙げられています。その中でも肥満、飲酒や喫煙などの生活習慣が大きな原因のひとつです。症状としてはのどの渇きや倦怠感・しびれなど、比較的自覚症状が薄いものが多く、知らないうちに進行していることがあります。
そして糖尿病で恐ろしいのは、そこから引き起こされる合併症です。「糖尿病性網膜症」・「糖尿病性腎症」・「糖尿病性神経障害」などが有名で、失明の危険性や手足の麻痺などへと繋がる危険性があります。血糖値の上昇という目先の数字だけでなく、体中に合併症を引き起こす危険性を秘めているといっても過言ではありません。
→バランスの良い食事・適度な運動といった生活習慣を整えることが何より大切です。健康は一日にしてならず、規則正しい生活を継続していくことが重要になります。
②投薬による血糖値の抑制
→食生活の改善だけではどうにも抑えられない場合などは、投薬により血糖値を下げる方法もあります。
(医師の指示に従う事ことが不可欠です)
日本人の3人に1人はがんが原因で亡くなるともいわれているほどで、がんによる死亡者は年々増加しています。
免疫力が落ちてくると、DNAの変化で発生した異常を、がん化する前に抑え込むことができなくなります。
加えて若いころに発生したがん細胞が、経年により増加して表層化するということもあります。
また、がんと一言でいっても、肺がん、胃がん、大腸がん、肝臓がん…と多くあり、症状も発生する場所によりさまざまです。
→とくにビタミンC・ビタミンA・ビタミンE・食物繊維などが発がん物質の発生を抑制するといわれています。
②食品添加物や動物性脂肪、塩分を控える
- →外食は味を大味にするため、大量に塩分が入っていたり、材料費を極力下げるため、材料に食品添加物を使用したりと、健康な体に影響を与えます。自炊でバランスのとれた食事を心がけていくことが、一番の健康への近道かもしれません!