経理事務は私には無理かな・・・?って思ってしまいますが・・・
事務系の仕事についてみたいと思って求人情報を眺めていると、よく目にするのが“経理事務”のお仕事。一般事務に比べると若干待遇もいいようだけど、やっぱり経理事務の実務経験がないと無理なのかな?って、敬遠している人も多いと思います。でも、経理事務の仕事を始めるのに、特別な能力が必要な訳ではありません。
今から、経理だけではなく、よく耳にする財務、会計といった関連職種との違い、仕事に就くうえで必要な基礎知識、仕事を通じて身につくスキル・・・などをご紹介します。一人でも多くの方が、先入観を持たずに経理事務のお仕事にチャレンジされることの手助けになればと思います。
今から、経理だけではなく、よく耳にする財務、会計といった関連職種との違い、仕事に就くうえで必要な基礎知識、仕事を通じて身につくスキル・・・などをご紹介します。一人でも多くの方が、先入観を持たずに経理事務のお仕事にチャレンジされることの手助けになればと思います。
誰でも初めは初心者!
経理事務未経験OKの求人もあり、先入観を持たずに仕事の説明だけでも聞いてみよう!
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一般的な経理事務の業務内容について、大まかに教えて下さい。
会社の規模によっても異なるところがありますが、会社におけるお金の流れを記録する仕事です。
現金の出納管理、立替経費の精算、伝票の記帳などが主な仕事です。なお会社の規模が大きくなると、経理部門は細かく分かれ、より高度で専門的な能力が求められる業務もありますが、通常はこれらの業務を通じて、日々、週単位、月単位で会社のお金がどう動いたかを、決められたルール通り記録するシンプルな仕事だと考えて下さい。接客や営業、デザインや企画のお仕事のように、発想力や臨機応変な対応力はさほど必要ありません。ただし、お金を取り扱う仕事で、1円の誤差も許されない世界ですから、数字を正確に書く(入力する)、読む、計算することが求められるため、常に冷静沈着に仕事を進めるマインドが必要です。また、仕事の結果に誤りがないかを必ず点検する習慣が必要で、正確な仕事ぶりをアピールし、社内の信用を得ることが重要です。ちなみに、経理業務の中でも、お金の出入りを帳簿などに記録する業務のことを「会計」と呼ぶことがあります。
現金の出納管理、立替経費の精算、伝票の記帳などが主な仕事です。なお会社の規模が大きくなると、経理部門は細かく分かれ、より高度で専門的な能力が求められる業務もありますが、通常はこれらの業務を通じて、日々、週単位、月単位で会社のお金がどう動いたかを、決められたルール通り記録するシンプルな仕事だと考えて下さい。接客や営業、デザインや企画のお仕事のように、発想力や臨機応変な対応力はさほど必要ありません。ただし、お金を取り扱う仕事で、1円の誤差も許されない世界ですから、数字を正確に書く(入力する)、読む、計算することが求められるため、常に冷静沈着に仕事を進めるマインドが必要です。また、仕事の結果に誤りがないかを必ず点検する習慣が必要で、正確な仕事ぶりをアピールし、社内の信用を得ることが重要です。ちなみに、経理業務の中でも、お金の出入りを帳簿などに記録する業務のことを「会計」と呼ぶことがあります。
主な日常業務
主な月次業務
主な年次業務
「財務」と「経理」は別の仕事ですか?違いがよくわかりません。
経理の仕事が、動いたお金についての記録・管理というならば、財務はこれから動く(動かす)お金を管理する仕事です。会社の資金繰りのお仕事であり、具体例を示すと、日々のお金の流れを管理し、資金不足にならないように銀行からお金を借りてくること…などがあります。
財務部門が存在しない企業においては、経理部門が財務の仕事を担当していることが多く、「経理」と「財務」という言葉は厳密に使い分けられていない会社も多いようです。なお、財務部門が資金調達の仕事を進める時には、経理部門が作成する決算書類などが必要とされることが多く、財務と経理は切っても切れない関係にあります。
財務部門が存在しない企業においては、経理部門が財務の仕事を担当していることが多く、「経理」と「財務」という言葉は厳密に使い分けられていない会社も多いようです。なお、財務部門が資金調達の仕事を進める時には、経理部門が作成する決算書類などが必要とされることが多く、財務と経理は切っても切れない関係にあります。
大企業では経理部と財務部に分かれてそれぞれが連携しながら業務に当たりますが、
中小企業では、経理担当者が財務業務を兼務しているのが一般的です。
中小企業では、経理担当者が財務業務を兼務しているのが一般的です。
主な財務業務
未経験、無資格なので、経理事務の基本だけでも勉強しておきたいのですが、
向き不向き、働くうえで優遇される点やスキル・資格などについて教えて下さい。
未経験者応募可の経理事務求人もありますが、他の職種と同様に、実務経験や基礎知識が物を言うことに変わりはありません。
経理事務って、数字をあわせるだけの仕事で無機質なイメージがありますが、
どのようなやりがいがあるのでしょうか?
会社の規模や業種によって、任される経理事務の範囲も異なりますが、会社が儲かっているかどうか、すなわち経営状況を知りうる立場であり、経営を健全に進めるための判断材料となる情報を発信していく仕事です。裏方的で地味なイメージもあるようですが、中小企業であれば、経営者との距離も近く、会社を支えている重要な存在だと実感できることも多いと思います。また、業務の内容と担当(権限)が他職種に比べると明確という特徴もあり、忙しい時期があらかじめ予測できることが多いため、プライベートのスケジュールが組みやすいというメリットもあります。
経理は「経営管理」の略称で、会社を支える重要な任務です。あなたの正確かつ迅速な処理が、経営判断のスピードアップに直結します。誇りを持ちましょう!
生涯現役を目指していますが、経理職で得られるスキルとステップアップの
道を教えて下さい。
何よりも、正確でスピーディーな事務処理能力と、先を見越したスケジューリング能力が自ずと身に付きます。また、業種を問わず、業務の流れや使用する帳票類名等がほぼ共通しており、転職に有利なキャリアを積むことが可能です。なお、経理事務と一口にいっても、中小企業の経理事務職から、連結決算が必要な上場企業の経理・財務職まで、業務レベルにはかなりの差があり、難易度が高くなればそれだけ待遇も上昇します。ステップアップを考えている人は、簿記1級や税理士・公認会計士といった、難関資格の受験参考書を手もとに自己学習していけば、即合格ならずとも、相当な知識を蓄えることにもなりますので、自己啓発のつもりでチャレンジされることをお勧めします。
経理事務のお仕事は景気に左右されることが少なく、どんな業種の会社にも必要な仕事です。また、経験を積めば積むほど信用が高まり、就職に有利になりますし、努力次第で、税理士や公認会計士といったスペシャリストとして活躍するという夢も実現できます。
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