昨今、当社には介護施設からの求人問合せが多数寄せられていますが、その多くは無資格・未経験者歓迎のお仕事です。介護のお仕事は、資格や実務経験が必要で、容易に挑戦しづらいと考えられている方も多いと思いますが、当社では無資格・未経験からスタートされたスタッフが多数活躍されています。
介護ロボット等の最新設備を導入する施設も増え、また、スタッフの体力や年齢を考慮した役割分担も当たり前になり、日々、介護のお仕事は、肉体的に負担がかからないように進化しているようです。
介護のお仕事を経験されたことがない方も、下記のスタッフインタビュー等に目を通していただき、是非気軽にチャレンジしてみてください。
今回は、50代になって初めて介護の仕事を始められた女性スタッフに、そのきっかけについてお話いただきました。
昨年の2月に、両親が長期入院を経験したことがきっかけで、介護業界に転身することを真剣に考え始めました。若い頃からずっと事務の仕事をしていて、上司からはFP(ファイナンシャルプランナー)の資格をとるよう勧められていましたが、仕事をこなしながら勉強をするには年齢的にも、気力体力的にもハードルが高く、試験も難しく覚えることも多いし厳しいなぁと感じていました。
そんな矢先の両親の入院で、万が一在宅で両親を看ることになった場合、今のままでは全く対応できないな…と、愕然としました。それで、入院中、看護師さんの仕事ぶりを見て、介護を学ぼうと思いました。
親の介護という、将来は必ずやってくる現実と、自分自身の将来の生活を考え、このままの事務職勤務だと60歳定年で、その後はどうやって暮らしていけばいいのか…?と、介護業界への転職までに半年ほど悩みました。
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以上のように、介護職の可能性を感じていましたが、転職には2つの大きな山を感じていました。
とても不安でした。事務の仕事を辞めたはいいが、務まらなかったでは、戻るに戻れませんし…。本当に迷っていました。しかしながら、やってみると…
起き上がってもらう時
冒頭でも触れましたが、各介護施設では、介護職の方の負担を軽減するために設備を導入したり、スタッフの個性や諸事情に合わせて無理なく長く続けてもらえるように職場改善に努められています。
4人に1人が65歳以上の高齢者となった今、人手不足と高齢化がすすみ、2025年には全国で約38万人の介護職が不足するという国の推計もあります。よって今後、ますます介護職のニーズが高まってきます。また、今迄はお給料が少ないことが指摘されていましたが、国も介護職の方々の給与改善に向けて取り組みを続けています。
最後に“未経験者OK”の介護スタッフの求人案件に基づいて、介護現場で働く方達のお給料についての調査データを載せておきます。施設に直接雇われる場合よりも派遣社員として働かれる方が相場は高いようです。