保育士は魅力あふれるお仕事！やりがいと楽しさをご紹介します

仕事の大変さばかりが話題になりがちな保育士のお仕事ですが、やりがいを感じて長く働かれている保育士さんがたくさんいらっしゃいます。保育士は、「ただ子どもと遊ぶだけ」という仕事ではありません。
保育士として働くことの魅力をご紹介します。

保育士の一番の楽しさは、子どもとふれあうことでしょう。なかでも、子どもの笑顔にやりがいを感じる保育士さんは多いです。
子どもはいつも笑顔を見せてくれるわけではありません。けんかをしたり、泣いたりもしますし、ストレスなどでいつも硬い表情の子もいます。そんな子どもたちに、辛抱強く、寄り添った保育をした結果、笑顔を見せてくれるようになります。
笑顔で「せんせ～い！」と走り寄ってきてくれる子どもを見ると、辛いことも忘れてしまいます。

0歳～6歳というのは、成長がめまぐるしく早い時期です。
赤ちゃんが初めて寝返りを打ち、言葉を発し、つかまり立ちから、自分の力で立つことが出来るようになり、卒園時には保育園の園庭を、先頭をきって走り回るようになったというような、子どもの成長に立ち会うことができます。
また、人間としての土台を育む時期です。自我が芽生え、自己主張が始まり、お友達と遊ぶようになるこの時期に、自己肯定感（自分のことを自分自身が認める）を持たせることは、人生を歩むうえで大切なことだと言われています。
子どもの人生のはじまりの時期に、成長の支えとなり、見守ることができるのは、保育士の大きな魅力です。

発表会、運動会、七夕、芋ほり、もみじ狩り、郊外遠足、クリスマス会。。。保育園では、たくさんのイベントが開催されます。準備作業はとても大変ですが、いつもとは違う表情を見せてくれる園児たちや、我が子と楽しく過ごす保護者の姿を見ると、成し遂げた、乗り越えたという思いとともに大きな達成感が味わえる瞬間です。

保護者にとって、我が子を見守ってくれる保育士は頼りになる存在です。時には育児の相談をされることもあります。また、なにより保護者とのコミュニケーションが良好でなければ、子どもの保育もうまくいきません。
モンスターペアレンツと言われるような、理不尽な要求をされる保護者もおり、保育士としては信頼関係の構築に苦労されることも多いようです。保護者から「いつも、ありがとうございます」と言ってもらえた瞬間は、おおきなやりがいを感じる瞬間ではないでしょうか。

保護者が安心して働くことができるのは、安心して子供を預けられる保育園があるからです。そして、あらためて言うまでもなく、保育士さんの存在があるからです。待機児童問題や保育士不足を背景にして、国や自治体も、保育士さんの待遇改善を進めており、あらためて保育施設の重要性がクローズアップされています。社会に貢献できることも、保育士の魅力であると思います。

保育士というお仕事は、たくさんの魅力にあふれる、やりがいのある職業です。そして、誰でもなれるわけではなく、専門的な知識を身につけ、国家資格である保育士資格を持つ人だけがなることができます。
一度はあきらめたけれど、やっぱり保育士になりたい、結婚や出産を機に離れた保育士の仕事に復帰してみたいと考えている方にとって、保育士の仕事をする上でのネックは何でしょうか？
正社員として働くことに不安がある方は、派遣のパートタイムで働く方法もあります。
ぜひ、貴重な資格を活かし、子どもたちのため、社会のため、そして自分自身の成長のために、魅力あふれる保育士のお仕事に飛び込んでいただきたいと思います。