2020.06

行ってみたい世界遺産☆ 人気ランキング＜中南米編＞

Ⅰ　文化遺産/複合遺産

マチュ・ピチュの歴史保護区（ペルー）

【ポイント】
美しく神秘的な「天空の都市」としてあまりにも有名な「マチュ・ピチュ」☆付近には貴重な生態系の密林も広がり、複合遺産として登録されています。古代インカ帝国の遺跡で、標高2,000ｍ以上の山上に建設されているにもかかわらず、高度な利水システムが完備されていることなど、謎は尽きません。ぜひ訪れてみたい場所ですね！

リオデジャネイロ/カリオッカの景観（ブラジル）

【ポイント】
カーニバルやサンバ、ボサノバといった音楽で有名なリオデジャネイロは、「世界三大美港」の一つにも数えられます。奇岩が連なる青い海と岩山などの自然環境、そして美しい街並みが調和した風景はまさに圧巻！　中でも観光客に人気の「コルコバードの丘」は、高さ30ｍのキリスト像が人々を温かく見守ってくれているかのようです☆

ナスカとパルパの地上絵（ペルー）

【ポイント】
アンデス山脈と太平洋の間に広がる砂漠地帯に描かれた巨大な地上絵！　その目的を始め、制作方法など、現在でも多くの謎に包まれています。「宇宙人が描いたのでは？」といった説まで、なるほどと思わせるほどの不思議さですね。なお、観光の方法としては、小型機による遊覧飛行が一般的。冒険気分を存分に味わうことができますよ◎

シエンフェゴスの都市歴史地区（キューバ）

【ポイント】
東西に長い島国キューバ。そのやや西よりに位置する港町「シエンフェゴス」は、スペインの植民都市として建設されました。18世紀の中頃にはカリブ地域の海賊による襲撃に備えて城砦が築かれ、その後19世紀にはフランスからの移民により交易の拠点となるなど、様々な文化の交流によって、独特な美しい街並みが楽しめます♪

ラパ・ヌイ国立公園（チリ）

【ポイント】
「イースター島のモアイ」として有名な世界文化遺産です。この島は、北海道の利尻島とほぼ同規模の火山島で、チリ本土から約3,800㎞もの沖合にある“絶海の孤島”。そこに点在する約900体もの石像には圧倒されること間違いなし！建造の目的は、祖先をお祭りするためとの説が有力ですが、ミステリアスな雰囲気に満ちていますね…。

Ⅱ　自然遺産

ガラパゴス諸島（エクアドル）

【ポイント】
エクアドルから約1,000㎞離れた太平洋上に広がる「ガラパゴス諸島」。120以上の島々から構成されますが、過去に一度も大陸と地続きになったことがなく、独特の生態系が育まれてきました。「ガラパゴスゾウガメ」や「ウミイグアナ」などは特に有名ですね。最近では絶滅も危惧されていますが、懸命の努力で保護活動が続いています◎

ベリーズのバリア・リーフ保護区（ベリーズ）

【ポイント】
ベリーズは、1981年にイギリスから独立、「カリブ海の宝石」とも呼ばれる美しい国です☆　大規模な珊瑚礁に恵まれており、その範囲は約960㎢以上で、オーストラリアの「グレート・バリア・リーフ」に次ぐ広さ！　中でも、直径約300ｍの巨大な「ブルーホール」は、神秘的な魅力で世界中のダイバー達に人気のスポットです。

ロス・グラシアレス国立公園（アルゼンチン）

【ポイント】
南アメリカ大陸の南部、「パタゴニア」と呼ばれる広大な地域に広がる世界自然遺産です。「ロス・グラシアレス」とはスペイン語で「氷河」を意味するとおり、圧倒的な規模の氷河群が何と47ヵ所も！　また、その美しさも格別で、透明なブルーに吸い込まれるような感覚を味わうことができます☆　地球の不思議さを体感してみませんか？

エル・ビスカイノのクジラ保護区（メキシコ）

【ポイント】
太平洋とカリフォルニア湾に挟まれた、バハ・カリフォルニア半島のほぼ中央部に位置するエリアで、「コククジラ」の繁殖地として知られています。「オホ・デ・リエブレ湖」と「サン・イグナシオ湖」という2つの潟湖（せきこ）は、ホエールウォッチングの名所として有名で、クジラを愛する人々が世界中から集まっています♪

カナイマ国立公園（ベネズエラ）

【ポイント】
ベネズレラの他、ブラジルなど6ヵ国にわたって広がる「ギアナ高地」。その一角を占める「カナイマ国立公園」は、“最後の秘境”とも称されます。特に、「テーブルマウンテン」と呼ばれる地形は、約20億年前の地層が風雨に削られてできたもので、100以上が屹立。そのダイナミックさには、思わず言葉を失ってしまうほどですよ！

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